セイバーメトリクスはピンとこない旧人類へ

セイバーメトリクスというのは、いろいろな指標があって、訳がわからない基準も多いと感じている人が多いだろう。。

何をかくそう私自身がそうなのである。

旧来の記録は、たとえばタイトルとか競う基準ていうのは防御率が少々難しいぐらいで、あとは単純である。その防御率と打率以外は、単にいくつ積み上げたかだ。打率・防御率もそんなに難しいものではない。ま、防御率のうちの自責点の判断基準は少々めんどくさいが。

それでも、打率は何打数の内のヒット割合、防御率は9イニング平均の自責点と、割合簡単に言える。直観的にもイメージしやすい。

そこで、どシンプルな記録の判断基準を提示したい。

◎投手の与四球はイニングの3分の1以下なら上等…

◎投手の防御率は4.5以内なら上等…
MLBではクオリティスタート(以下QS)ってのが一つの指標になってますね。これは先発で6イニング投げて3失点以内ってこと。これなら合格点とみなされる。防御率にすると(防御率は失点でなく自責点での計算になるわけだが、まあ大雑把なつかみとしては目をつぶってくだされ)、4.5ということになる。え? 4.5って結構数字でかくないか…と思う人もいるかもしれない。確かにエース級がこの防御率のタイトル争いなどをしていると、2点台ないし1点台が多いからそう感じるかもしれない。
しかあし、MLBの現在の防御率20傑を見てみると20位が両リーグとも4.40となっている。20人といえば各チームに1人強である。QSってけっこういいところを突いてる指標なのである。

ただし、先発はこれで好投手の目安になるだろうが、リリーフとなると話は別になろう。特にクローザーは防御率1点台ぐらいが求められるね。

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