きょうのレイズ・アストロズ戦。6回裏のアダメズの打席で、ピッチャーのバルデスが投じた内角ギリギリの速球がボールと判定されました。バルデスは不満の様子を見せました。僕は、ああ、ボールかあと思った程度だったのですが、解説の小早川毅彦さんは「バルデスはがっかりしましたけど、キャッチャーのマルドナドが“そんな態度するな”と(たしなめた)」とコメント。
で、録画観戦だったもので(MLB、僕はほとんど録画観戦です。その方がいろいろと面白い)、その投球直後をリプレイして見ると、確かにマルドナドが首を横に振って、気持ちを切り替えろ、みたいな雰囲気出してるんですね。言葉でも何か言ってるのかも。小早川さんよく見てますね。実際に、“そんな態度するな”という意味のことを言ったかどうかはわかりませんが、でも、ナイスな解説だったと思います。
NHKのMLB解説では、僕は小早川さんのが一番好きかな。小早川さんが最初に解説に加わった当初、慣れない仕事の緊張もあってか、ぎこちなさが目立ったように思いますが、でも、いろいろ勉強を重ねてる感じで年々着実によくなってきました。本来どちらかというと口下手な感じのする人ではないかと思うのですが、でも、真面目な感じが好感持てます。その一方でけっこう冗談も言うし、ディテール的な部分の話もしてくれるし。スラッガー誌とかよく読んでるのかも。ボキャブラリーがそんな感じだもの。NHK以外のMLB中継もよく見てるのではないかしらん。j-sportsやDA-ZONEとか。
武田一浩さんはねえ、しばらく前までは安定した話ぶりでいいなあって感じてたのですが、最近は何かほとんど準備なしに気分でしゃべってる感じがちょっといまいちですね。あとは岩村明憲さん、岡島秀樹さん、ええとあと誰がいたっけな。ま、いいや。
些細なことですが、岡島さんは選手のプレーとかに対して「いい投球されてます」「よく打たれてます」とかの言い方が気になる。これ、受動態じゃないんです。となれば尊敬の意をこめた表現の方になるわけですが、現役選手のプレーなどに関しての表現としては、ちょっとおかしい。実際、選手のことはダルビッシュ、田中とか、別にさん付けしてるわけではないし、それで当然なのですが、だったら、敬体表現は妙ですよね。NHKは何でその程度のこと彼に言わないんだろう。ちょっと怠慢だと思うわけであります。
レイズ、アストロズとの初戦をとりました。いいねえ。打線が湿ってるけど。2対1か。僅差勝ちは得意パターンかな。
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