第7戦へ。

ア・リーグチャンピオンシップは、なんとレイズが3連敗で第7戦までもつれ込むこととなってしまった。

レイズが頭から3連勝のときも“なんと”という感じだったが、その後に3連敗というのもまた“なんと”である。しかし2敗目まではまあまあしかたないかという雰囲気も感じたが、この第6戦のは激しくダメージを残す敗戦という印象がある。

問題点は3点。

・先発のスネルがとにかくボール先行でテンポが悪い。4回まではダブルプレーを確実にとってくれる守備のバックアップで何とか0点で切り抜けていたが、先取点をもらった直後でも先頭打者をフォアボールで出したり、無死からフォアボールを続けたりと、まったくピリッとしない投球だった。
・スネルが無死からフォアボールを続けて招いた無死2、3塁で、キャッシュ監督が出してきた投手は何とクローザーのカスティーヨ。そりゃないだろう。クローザーにこのイニングに投げさせるのは非常手段としてアリかもしれないとしても、無死2、3塁だぞ。無死でランナー二人背負わせてクローザーはないだろ。キャッシュ監督、何を考えてる。
・キャッチャーのズニーノのキャッチングに問題が多すぎる。何しろサイン違いでもないのに、まっすぐのノーバウンドを何度も取り損ねている。彼のキャッチングはヤンキースとの地区シリーズからかなりミスが目立っていたが、それでも走者がいる場面ではどうにかことなきを得ていた。しかし、きょうは走者がいる場面でもやらかしていて、しかもそれが何度も繰り返された。これは不注意というようなことではなく、何か身体的な問題が生じているのではないか。第7戦では捕手としては使わないことが賢明であろう。

まあ、とにかく第7戦だ。レイズの皆さん、健闘を祈る。

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