祝! レイズ、ワールドシリーズ進出。

やった、やった。レイズ、ワールドシリーズだ!

いやあ、2点差はあったものの、最後までハラハラのALCS第7戦でありました。9回表、1アウトから1人出塁を許し、ホームランが出たら同点という状況。ここから2人続けてアウトにできなかったらグラスナウ投入かといった雰囲気だったけど、出さずに終えることができてよかった。

それにしてもアロザリーナの好調ぶりは何なのだ。ポストシーズン7本目のホームラン。それも3連勝から追い込まれての第7戦の初回で、チームの士気を鼓舞するのに本当に効果的。彼にすれば打ちながらも勝てない3試合だったので、調子を落とすかなとも危惧していたが、何の何の。
しかし、この男のスイングは本当にレベルスイング、時によってはバットのミートポイントがミート後にやや下向きに進むようにも見え、「スイングは上から下へ振れ、叩くんだ、ダウンスイングだ」っていう昔の日本の指導者が称讃しそうなスイングですね。フライボール革命とかでアッパースイングが主流の時代に、それでホームランボカスカ打つんだから不思議なものです。アルトゥーベやベリンジャーのスイングとはえらい違いだ。(ちなみに野球でダウンスイングってのは、正しい英語なのやら? ゴルフ用語でダウンスイングって言ったら、スイングのタイプではなくスイング全体の過程の中で振り下ろす部分を指してる訳なのですが)

また、モートンの圧倒的なピッチング。素晴らしい。何よりどんどんストライクが入る。慎重になるとボールが先行するスネルやグラスナウと、そこらへんが違う。36歳で150キロ台中盤の球速はどういうことだ? 若手とそん色ない球威ではないか。まあ、若い二人もワールドシリーズでまたがんばってくれるだろう。

ズニーノのキャッチングが安定。

これはモートンのコントロールがよかったせいか。他のリリーフもワンバウンドやそれに近いローボールが少なかったせいか。いやいや昨日まではそんな取りにくい球でなくてもポロポロやってたからね。少なくとも普通のキャッチングレベルになってよかった。ホッ。

ナショナルリーグは明日決着。果たして…

ナショナルリーグも明日第7戦。先に3勝した方が押し返されて第7戦というのはアメリカンリーグと同じ状況。ドジャースか、ブレーブスか。ワールドシリーズにとっての新鮮味という意味では、ブレーブスに勝ってほしいな。アクーニャオルビーズとか見たいし。

ぴかぴかのグローブライフフィールドへ。

昔、サッカーのアメリカワールドカップ予選のとき、日本のファンは“ア-メリカへ行こーお”と合唱していたが、今年の野球では最初からワールドシリーズの開催地がテキサス・アーリントンへ決まっているから、“テーキサスは行こーお”って感じだね。アーリントンのグローブライフフィールドでいざ決戦。レイズは地区シリーズから12試合もサンディエゴのペトコパークで試合を続けてきたから、気分一新いい結果につながることを願う。

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