この2日間、MLBで日本人3投手が6回無失点
7月31日(現地)にシカゴカブスのダルビッシュが、翌8月1日にミネソタツインズの前田とシアトルマリナーズの菊池が、そろって先発で6回無失点の好投を見せた。菊池だけは降板後に逆転されたため、惜しくも勝ち星はつかなかった。
といっても、日本のMLBファンだからといって、日本人を応援しなければならないということでもないから、みんな喜べえっ、とか言うつもりもないから、へえー揃ったもんだねえと言うにとどめよう。
とはいえ、6イニングで投球数が80球台、与四球1という共通ぶり。他にも被安打は1~3、ストライク率62~65%という数字。実にメモリアルな2日間であります。今後2日間にこういうことが起こることはまずないでしょうね。と言ったら、日本人を応援することが第一のファンには怒られてまうかな。
8月1日にはヤンキースの田中も先発したが、こちらは2回2/3で被安打4、与四球1、2失点(自責は1)というもの。ま、頭部に打球を受けた後だけに試運転的な登。板で50球がめどだった。中継はダイジェスト映像を見る限りではキャッチャーの構えたところにおおむねコントロールされていて、相変わらず安定したコントロールのようですね。
参考記録的なものにならないといいのだが
今年のMLBはシーズン60試合でありますが、その超コンパクトなシーズンでさえ、最後までできるかどうか微妙な状況。
もし途中で終わってしまうと、せっかく極上の手ごたえをつかんだ(と思われる)三投手は残念至極でありましょう。
記録はどうなるのか。一応選手個々の通算記録には含めるんだろうが、せっかくのお揃いピッチングが何か参考記録的な印象になってしまいそうで惜しい。
マーリンズにはなんとか試合を成立させてもらって、60試合を全うしてもらいたいものですが、1チームでも60試合が不可能なことが明確になったら早晩打ち切りになるのでしょうか。ま、試合は2チームでやるものだから、60試合できないのは1チームだけというのはあり得ないわけですが……
しかし、選手自身はやりたい気持ちの一方で、感染して体にダメージを残すようなことにはなりたくないと、相反する感情もあるかも。
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